MQT-03F STAR MICRONICS, MQT-03F Datasheet - Page 24

TRANSDUCER, BUZZER, 2.67KHZ, 93DB, 4.5V

MQT-03F

Manufacturer Part Number
MQT-03F
Description
TRANSDUCER, BUZZER, 2.67KHZ, 93DB, 4.5V
Manufacturer
STAR MICRONICS
Datasheet

Specifications of MQT-03F

Operating Current Max
80mA
External Depth
3.2mm
Resonant Frequency
2670Hz
Sound Level Spl
93dB
Transducer Function
Buzzer
Current Rating
80mA
Terminal Type
SMD
Lead Free Status / RoHS Status
Lead free / RoHS Compliant

Available stocks

Company
Part Number
Manufacturer
Quantity
Price
Part Number:
MQT-03F
Manufacturer:
OSRAM
Quantity:
4 000
一般にブザーとよばれる音響部品は、①マグネチックサウンダ②
電子音ブザー③電子ブザー④圧電ブザー⑤圧電サウンダに大別さ
れ、このうちスター精密では①、②、③を製造しています。
サウンダは外部より所定の電気信号を入力することにより発音し
ます。このためサウンダを使用する際は、発振回路を用意する必要
があります。一方、ブザー(電子音ブザー、電子ブザー)は内部にサ
ウンダと発振回路を持ち、直流電圧を印加するだけで鳴動します。
マグネチックサウンダの構造を図1に示します。この図をもとにマ
グネチックサウンダの動作原理を説明します。マグネットから出る
磁束が鉄芯先端にバイアス磁界を生み、振動板を適度な力で鉄芯側
に吸引しています。外部の発振回路から所定の周波数で断続する電
気信号(例:周波数3.2KHz、 1.5Vo-pの矩形波電圧)を入力するとコ
イルに電流が断続的に流れ、 鉄芯先端に断続的な磁界が発生します。
この磁界が振動板を上下に動かし、振動板の振幅に応じた音圧を
生み出します。さらにこの音圧を、ケースに設けた共鳴器の共鳴効
果で増幅します。各製品は基準周波数において良好な特性が得ら
れるように、共振周波数(fo)および共鳴周波数(fv)を中心に設計と
調整がされています。 従って、 マグネチックサウンダの機能構成は、
磁気回路部、振動板部、共鳴部の3つに分けられます。
■測定回路
スター精密では図2の測定回路を用いて、マグネチックサウンダに
所定の周波数の電気信号を入力し特性を測定しています。サウンダ
の測定および駆動回路の参考にして下さい。
■周波数特性
マグネチックサウンダは入力された電気信号の周波数で音を出しま
すが、この入力周波数に対してどの程度の音が出るかを示すのが周
波数特性です。通常マグネチックサウンダの前方10cmにおける
音圧レベル(SPL)を、定格電圧で入力信号の周波数を500Hz∼
10KHzに変化させながら測定したグラフです。正式には音圧レベ
ル周波数特性といい、略語として
本カタログには各製品ごとに周波数特性の代表値を参考として記載
していますので、その違いにご留意いただき、ご使用の目的・入力
条件に沿った製品選択にご利用下さい。
なお、記載してあります周波数特性は、矩形波(Vo-p)を入力したと
きの特性です。矩形波(Vp-p)、正弦波、その他の波形で入力され
る場合には周波数特性が変わりますのでご注意ください。
■逆接続
マグネチックサウンダの入力には極性があります。誤って極性を逆
に接続した場合も発音しますが、音圧の仕様を満足するとは限りま
せん。逆接続した場合には、磁界の作用方向が変わり(吸引⇔反発)、
共振周波数(fo)が変化するため、基準周波数での音圧が下がったり
バラツキが大きくなる可能性があります。
■電圧変化による周波数特性
マグネチックサウンダを定格電圧以外で使用する場合があります。
カタログに記載している周波数特性は定格電圧時のものであり、定
格電圧以外の入力時の周波数特性は図3のように変化します。
一般的に、入力電圧が低くなるとマグネチックサウンダの共振周波
23
マグネチックサウンダ
マグネチックサウンダの構造と動作原理
マグネチックサウンダ・ブザーの種類
特  徴
特(エフトク)といいます。
(図1)
(図2)
A/10cm
(例)平均電流がMAX.10mAであるQMB-111PNの場合、少なくと
数(fo)が上がり、高くなるとfoが下がります。共鳴器の共鳴周波数(fv)
が電圧に対して変化しないため、低い電圧ですと周波数帯域が狭くな
り、高い電圧ですと周波数帯域が低周波数側に広がります。
なお、あまりに低い電圧の場合、foが基準周波数より上がり、音圧が大
きくダウンすることがあります。
■平均消費電流
カタログの仕様に記載の平均消費電流(mA)はMAX.○○と表示してあり
ますが、これは電流を制限しないで定格電圧を印加した場合に、平均
電流値が〇○mA以上にならないことを示します。製品に○○mA以上
の電流を流してはいけないという意味ではありませんのでご注意下さい。
実際にはピーク電流として平均電流の2∼3倍の最大電流を必要とします
ので、充分な電流が供給できる駆動回路をご用意下さい。ピーク電流
が制限されますと音圧が仕様通りに出ない場合があります。
も30mAのピーク電流を供給可能な駆動回路をご用意下さい。
図1 マグネチックサウンダ構造図
図2 サウンダ標準測定回路
図3 電圧変化による周波数特性変化例
100
dB
90
80
70
(V
5
ボ ビ ン 10
鉄   芯 11
ポッティング剤 12
6
CE
7 8 9 10
≦0.15V)
× 100
+ 2.5V
0
15
2
3V
6V
12V
3
mA
90
60
30
4
0
180 Ω
D i
5
× 1000
5
Hz
6
7 8 9 10
tr : 2SC1741AS 相当
× 100
D C V
(V
CE
6V
3V
1
2
3
4
5
6
7
8
9
15
12V
: 0.15V 以下 )
防液ラベル
ケ ー ス
磁   片
振 動 板
プラマグネット
コ イ ル
ベ ー ス
プリント基板
ピ   ン
サウンダ
2
3
(図3)
4
5
× 1000
Hz

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